「腕・手のしびれ」が一日中続く!⇒ 肩甲骨周りの施術で改善!

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春日部市にお住いの50代の女性が来院されました。幼稚園の先生です。

1ヶ月前から、腕・手のしびれが一日中続いている

来院された1カ月ぐらい前から右腕(上腕)が痛み出し、2週間前からはひじから下(前腕~手)にしびれが出てきて段々ひどくなり、今は1日中しびれている。運転中や首を曲げたりするとしびれが強くなり、腕を下げていてもジンジンしているが、夜は何とか眠れているのでやっと身体がもってる状態とのことでした。

思い当たる原因を聞いてみると、腕が痛くなる2週間前から幼稚園の仕事で右手を酷使しているからかもしれない。教材制作を担当しているためハサミや糊を使って教材を作る作業が続いているが、2年前にも同じことをやってその時は問題がなかったので、本当にそれが原因かどうかははっきりしないとのこと。

制作担当の同僚に同じような症状が出てないかを聞いてみたら、他の担当者は大丈夫なので自分の症状は言い出せなくて我慢して作業をしているとのことでしたが、同僚の人も我慢しているかもしれないので話した方がいいと思い、そうアドバイスしました。

整形外科・整体に通院するも良くならず・・・当院へ

これまでの対応は、しびれが出始めた時点で整形外科を受診したが、首のレントゲンには異常なく原因は良く分からないとのことで注射され湿布をもらった。しかしその後も一向に改善しないので困ってしまい、少し前に近くの整体院に行ったがそこも芳しくなかった。何とかしなければと思い、ネットで探し当院の評判が良かったので来てみたとのことでした。

検査・施術

患者さんの話を聞きながら、右手を少し上げながらハサミを使う姿を思い浮かべて最初に想像したのは斜角筋症候群という症状でした。そういう動きが斜角筋症候群の原因になることが多いからです。斜角筋という筋肉は首の斜め横にある筋肉で、肋骨を引き上げるときに使うものです。 とはいうものの、原因になっているところを特定する必要があったので、しびれに関する一般的な検査を数種類行ってみたところ、斜角筋症候群の反応は薄く肋鎖症候群の反応が強く出たため、肋鎖症候群に対する施術を行いました。肋鎖症候群とは肋骨と鎖骨の間の筋肉が傷んで、腕とかに痛みやしびれを発生させる症状のことです。

しかしながら、症状の改善があまり見られないためにさらに細かく痛みが出た頃のことを聞いてみたところ、新しい事実が確認できました。話では、庭の草が余りに伸びていたため、幼稚園の作業やってる頃の連休に2日かけて前屈みの姿勢で腕を前に伸ばして草取りをしたことを思い出し、草取りの後にしびれがひどくなったことも思い出した。しかも、草取りの時と同じように腕を前に出す姿勢を取ると、肩甲骨辺りに違和感を感じるとともにしびれが強くなるので間違いなく関係ある気がするとのことでした。

このことは、原因を特定するのに大変役に立つ情報でした。 当院で提供している療法の一つに、筋肉の問題を解決する「トリガーポイント療法」があります。そこで「トリガーポイント療法」の視点で腕や手の痛みやしびれと関係している肩甲骨周りの筋肉を確認したところ、肩甲骨の上と下にある筋肉が原因になっている可能性が出てきました。

そこで「トリガーポイント療法」で肩甲骨周辺の筋肉に対する施術を行ったところ、その次の来院時(5回目)にはうずくようなしびれは出なくなってしびれの程度自体も軽減されており、ご本人にも安堵感が感じられました。 私も、患者さん同様に良くなる方向性が見い出せたので一安心した次第です。

まだ完全に改善してはいませんが、原因がはっきりし問題の筋肉も特定できた状況ですので、これからはそう長くない時期には正常な状態に戻ってくれるのではないかと思っています。

痺れの原因がわからなくお困りの方は、当院へ

しびれの原因は非常に分かりにくく特定するには難しいことも多いですが、徹底したヒアリングを行うことが極めて重要であるということを再確認できたケースでした。

当院では、今回のように原因を突き止め最適な療法を提供できるよう努力を重ねております。 なかなか改善しない、いろいろ行ってみたが良くならないというような方は、ぜひ当院にご相談ください。

「確かな技術」「丁寧な施術」「誠実な対応」の3つのモットーのもと、どんな場合にも誠心誠意対応いたいしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

皆さまからのご連絡をお待ちしております。

「早く治したい」「なかなか治らない」とお悩みの方、当院へお気軽にご相談・ご予約ください!
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