こんにちは、古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院です。
今回は「手に力が入らなくなり困っている」という大分市にお住いの80歳女性のケースをご紹介します。
この方は上尾市にお住いで当院に通院中の女性のお母さんです。この方には以前に1回、腰痛の施術をしたことがありましたが、今回はご本人が当院に行ってみたいというので連れてきたということでした。前回の腰痛の施術をしたとき、すごく気に入ってもらえて「近くだったら毎日でも来たい。」と言っていただいたことを思い出しました。
手に力が入らなくなって、しっかり物がつかめない・・・
娘さんの話では、「お母さんが『手に力が入らなくなってしっかり物がつかめなくなった。蛇口が捻れなくなったりハサミが使えなくなったりペットボトルも開けられなくなってきた。』と言っている。もう独り暮らしは無理のようなので、こっちに来てもらおうと考えているが、元気なうちにハワイに連れて行こうと思って計画し、ハワイから帰ってきたところ。「大分に帰る前に古川さんに行きたい。』というので連れてきた。」とのことでした。
直接ご本人のお話をお聞きすると、「段々と手に力が入らなくなった。家事も十分にできなくなってきてる。娘夫婦はこっちに来いというけど、本当は来たくない。車の運転ができるのでどこへも車で出かけられるし、知り合いも多いので大分にいたいが、年のせいで手の力がなくなったので引っ越しも仕方ないと思っている。」とのことでした。
検査・施術
手に力が入らないということだったので、もしかしたら「胸郭出口症候群(胸の近くで神経や動脈の通り道にある筋肉が硬くなり、神経を圧迫したり血流を阻害して腕や手の力が入らなくなったりしびれたりする症状の総称)」ではないかと思い検査をしました。検査をしてみると、胸の部分の筋肉(小胸筋)がかなり硬くなっていることが確認できました。
そこで小胸筋に対して「トリガーポイント療法」による施術を行った後、変化状況をみるため私の人差し指を握ってもらったところ、さっきまで弱かった力が戻ってきていることが確認できました。それにはご本人がとても驚かれたようで、大声で待合い室の娘さんを呼び「手の力が戻ってきたよ。」と言いながら娘さんの指を強く握っておられました。娘さんも凄くビックリされ、「嘘みたい。」ととても喜んでいただきました。すぐに効果が出て本当に良かったです。
問題になっていた手の力が戻ったので、これからしばらくはご本人の希望通り大分で独り暮らしを続けられることになりました。お悩みが解決し一番いい結果に落ち着いたことから、お二人から何度も感謝の言葉をいただきました。お役に立てて本当に良かったと思いました。
原因となった胸の筋肉(小胸筋)が硬くなったのは肩を丸める姿勢のせいだと思われましたので、姿勢の注意と軽いストレッチを指導させていただきました。
腕や手に力が入らない、しびれるといった症状にお悩みの方は当院へ
腕や手に力が入らない、しびれるという症状の場合、原因は首(頚椎)にあると診断されることが多いと思われますが、実際にはこの方のように「胸郭出口症候群」が原因であることも多いので、こういう症状でお悩みの方は是非「古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院」にご相談ください。
しっかり対応いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。