さいたま市岩槻区にお住いの40代の女性のケースです。
子どもとボール投げをしたときに、左腕が上がらなくなった
2年前、子供とボール投げをしていた時に左肩がピキッとして、それから左腕が痛くて上に上がらなくなった(左利き)。
整形外科・整骨院に通うも良くならず・・・
整形外科でレントゲン撮ってもらったら、肩に白く映っているところがあると言われ、カルシウム沈着が原因だとして注射してもらったが改善しなかった。その後接骨院にもしばらく通ってみたが、あまり変わらなかったのでそこも止めて、それからは治療していない。あまり治らないので「四十肩」ではないかと思っている。
いつも痛いわけではないのでこれまで我慢してきたが、1カ月ぐらい前から特に左の首と肩がすごく痛くなったのでネットで検索、当院の評判が良かったので来てみたとのことでした。
検査・施術
痛みは肩ではなく腕
腕の動きをチェックしたところ、確かに左腕を上げると痛みが出て途中までしか上げれない状態ではありましたが、痛みの出ているところは肩ではなくて腕(上腕)であることが判明しました。レントゲンで肩に映ったカルシウムのせいではなかったようです。
また、他の四十肩の代表的な症状の一つである、手を背中の方に回せないという症状がないので四十肩ではないと思われました。
ひどくなった原因は、お子さんの抱っこ?
四十肩でないとすると今回ひどくなった原因は何なのか、それを突きとめるため細かく聞いてみました。ご本人は、「これといった原因は思い当たらないが、一つ考えられるのは、その頃幼稚園に通いだしたお子さんを結構抱っこしたからかも知れない。」とのことでした。赤ちゃんの頃からよく左腕で抱っこしていたとのことなので、子供さんのカラダが大きくなった分、負担になるようになったのではないかと推察しました。
施術を始めると、左腕の肩辺りからひじにかけて、前(上腕二頭筋)も後ろ(上腕三頭筋)も硬結が酷い状態でしたが、施術を重ねるたびに少しずつではありましたが症状は改善され、そのうちに痛みも感じなくなられました。
‟これってもしかして四十肩・五十肩?”と不安になっている方は当院へ
肩付近の痛みがなかなか良くならなかったりすると、四十肩(五十肩)ではないかと心配される方が実際に多くおられます。しかし、特徴的な症状の有無とか原因を突き詰めてみると、この方の場合のように四十肩ではないケースも多くありますので、もしも不安を感じられるような場合には是非当院にご相談ください。
四十肩(五十肩)かどうかをしっかり確認するとともに、その症状に応じた施術を行って改善を図って参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
ご連絡お待ちしております。