こんにちは、古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院です。
今回は、「朝起きたら腰が重かったり、痛かったりするが、しばらくすると楽になる」というよくある症状についてご紹介します。 今回例として取り上げるのは、さいたま市岩槻区にお住いの40代女性のケースです。
腰に痛みがあるけれど、「しばらくすると治るから」と何もしないのは危険信号
当院に腰痛で来院された方にカウンセリングしていると、同じ症状を経験したという方は多くおられます。しかしながら、治療など何らかの対応はせずにそのままにしたという方がほとんどです。「しばらくすると楽になるから大したことはないだろう」との理由のようです。ただ、これは「本格的な腰痛になる」危険性を秘めています。みなさんも、注意していただきたいと思い、今回取り上げました。
今回一例として取り上げる方は4年前からご来院いただき、現在は月1回の定期的な通院をしていただいています。定期的にメンテナンスされていますので重い症状が出ることはありません。たまに、何らかの軽い症状はあったりするので、その都度対応させていただいています。
検査・施術
今月の施術日に体調をお聞きすると「ここのところは調子いい。」とのことでした。本当に何もないのだろうかと細かく聞いてみたところ、「実は半年ぐらい前から朝起きた時に腰が重かったり、痛かったりすることがあるようになった。他に気になるところがあったし、しばらく動いていると治るので言わないでいた。」とのことでした。
これまでの当院の施術経験からすると、こういう症状の場合、骨盤の裏に付いている「腸骨筋」が原因になっていることが多いので、まず「腸骨筋」をチェックしてみました。そうすると思ったとおり「腸骨筋」が傷んでおり強い圧痛が発生しました。
そこでそのまま「腸骨筋」に対する施術を行いましたが、その結果お帰りの際には「腰がすごく楽になった。」と笑顔で喜んでいただくことができました。
「腸骨筋」とは骨盤の裏側に付いており脚を上げる動作などに使われる筋肉ですが、股関節を深く曲げた姿勢を長く続けたりすると傷める可能性があります。傷めてしまうと、長く寝たり、長く座ったりした後立ち上がるときに腰に痛みが発生することがあります。
この方は専業主婦で家で長く座っていることが多いために「腸骨筋」を傷められたものと思われます。
施術の後、股関節を深く曲げる姿勢を避けること、それに「腸骨筋」のストレッチを時々行うよう指導させていただきました。
腰が痛い・重いとお悩みの方は、我慢をせず当院へ
冒頭にも触れましたが、こういう症状はよくあることなので、もしこういう症状がある場合には股関節を深く曲げる姿勢を避けるようにしてください。また、炬燵とか机に向かう姿勢など日常の姿勢の中で「腸骨筋」を傷める可能性は多々ありますのでどうぞご注意ください。
もしこういう症状が長く続くような場合には、ぜひ当院にご相談ください。しっかり対応いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。