今回は「30年間治療しているが〝息苦しさ″が治らない」と仰る、岩槻区内の50代女性のケースを紹介します。
🔶約30年治療、治らない胸の〝息苦しさ″!
「若いときから〝息苦しさ″を感じてた。大学生の時に背骨の「側弯」を指摘されたが、それが原因かどうかは分からない。疲れがたまった時とかにひどくなる感じ。〝息苦しさ″を改善したくてカイロや整体や接骨院に約30年通ってるが改善しない。接骨院で肋骨が動いていないのが原因かもと言われたが、よく分からない。本当は治したいが治りそうにないので諦めているが、少しでも楽になるなら楽にしてもらいたい」とのことでした。
🔶背中には大きな側弯、肋骨同士をつなぐ筋肉(「肋間筋」)が硬化!
話を聞いて、「肋間筋(肋骨同士をつないでいる筋肉)」が傷んでいるのではないかと思われました。
上半身のチェックしてみると、背骨がかなり大きな右側弯状態になっていること、それに気になってた「肋間筋」は左右とも広範囲に硬化していることが確認できました。
🔶背骨と「肋間筋」の施術でかなりの変化⇒〝息苦しさ″が楽に!
施術は、アメリカ発祥で筋肉が原因の症状に高い効果がある「トリガーポイント療法」を当院独自に改良した『トリガーリセット療法』で行っています。
「側弯」の方は初回の施術で約半分ぐらいまでに改善しましたが、その後は残念ながら弯曲がなくなるとかそれ以上に大きく改善した状態で安定することはありません。
その理由は元々軽い〝側弯症″があるからだと思われますが、施術後はわずかな曲がりが残るぐらいに改善するものの、次のご来院時にはまた前の状態近くに戻っているという感じです。
「肋間筋」の方は施術のたびに硬化状態が和らぎ、「段々〝息苦しさ″がなくなって楽になってきた」と大変喜んでいただいています。
約30年続いた〝息苦しさ″の改善には、「肋間筋」の軟化だけではなく「側弯」の改善も影響しているものと考えています。
🔶〝息苦しさ″の元々の原因は背骨の「側弯」⁉
今回の〝息苦しさ″のそもそもの原因は、以下のような理由から背骨の「側弯」にあると考えられます。
先ず最初に、背骨の「側弯」が背骨に付着している肋骨のバランスを狂わせることが考えられ、そのアンバランスが肋骨同士をつなぐ「肋間筋」を硬くしてしまったと考えられること。
次に、呼吸をしたり上体を動かすことで硬くなってしまった「肋間筋」が伸縮させられて痛みや違和感を生じたと考えられること。
そして、この時に発生する痛みや違和感が〝息苦しさ″につながったものと考えられます。
🔶背中や胸や脇の痛みや違和感にお悩みの方は、当院にご相談ください!
今回のような〝息苦しさ″ではなく、背中や胸や脇の痛みや違和感にお悩みの方が来院されることがあります。
多くの方は先ず病院に行かれておりますが、病院ではレントゲンを撮っても「骨(肋骨)に異常はありません」として適切な治療を受けられず、痛みを抱えて他の治療機関を探している中で当院にたどり着かれるというパターンが殆どです。
当院で検査すると殆どのケースで「肋間筋」が傷んでいることが確認できますので、傷んでいる「肋間筋」に対する施術を行うことで症状改善を図ることができています。
重たい物を抱えたリ運んだりしたり身体を無理に捻ったりしたことが原因になっているケースが多いです。
皆様方の中で背中や胸や脇の痛みや違和感にお悩みの方がおられたら、ぜひ当院にご相談ください。
ご期待に沿うようしっかり対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください。
ご連絡をお待ちいたしております。