こんにちは! 「古川カイロプラクティックセンター さいたま整体院」です。
今回は、‶重いものを持ったらギックリ腰になった″と来院された、春日部市の配管工、30代男性のケースをご紹介します。
🔶重いものを持ったら「ギックリ腰」に!
【症状と経緯(本人申告)】
・今朝、仕事で重いものを持ち上げた途端、腰が「イタッ」となった。腰からお尻にかけて段々と痛みがひどくなって、今はやっと歩ける状態、真っすぐ立てない。
・腰の両側に痛みを感じるが、右の方が悪い気がする。
・昨日、足が重たいと感じていたが、腰に来るとは思わなかったので用心してなかった。
・今回に近い症状がこれまでに4回があったが、その都度接骨院で電気治療や湿布で治療してきた。
・腰痛予防は特にやっていなかった。
【検査結果】
・立ち姿勢のチェックで、腰から上が歪んでいることを確認。
・うつ伏せでのチェックで、右のお尻の方が低くなっており骨盤が歪んでいることを確認。
・腰も傷んではいたが、お尻の傷みの方がひどくお尻が激痛を発していると思われた。
【施術内容】
・最初に、お尻のバランスを調整するため骨盤矯正を実施。
・その後、腰とお尻、特にお尻中心に、当院独自の『トリガーリセット療法』で施術。
(※長時間のうつ伏せ姿勢から来る症状悪化を避けるため、施術中に2回ベッド上に座ってもらった)
🔶『トリガーリセット療法』、1回でほぼ改善!
【施術結果】
・途中、ベッド上に座るたびに少しずつ痛みが緩和していることを確認。
・施術後、痛みが和らぎ真っすぐ立てるようになってることを確認。
・出口から歩いて出てすぐの「お、楽になってる!」との発言に大きく改善したことを確認。
【考えられる原因】
・前日、脚が重かった状態を気にすべきところを、不用意に重いものを持ち上げたこと。
【その理由】
・脚が重かった原因は、脚の筋肉が疲れなどでかなり硬くなっていたからと思われるが、同時に、脚の動きに関係するお尻の筋肉もかなり硬くなっていたはずで、そこに大きな負荷がかかったことで痛みを発したと思われる。
(※硬くなった筋肉は本来の力が出なくなるので、今回重いものを持ち上げたときの負荷にお尻の筋肉が耐えられなかったと思われる)
【まとめ】
・「ギックリ腰」や「急性腰痛」には、腰周辺の「張り」や「鈍重感」などの前兆があることが多いので、そのことに留意しておく必要がある。
・留意しないで不意に動いたり想定以上の負荷をかけたりすると、柔軟性を失って限界近くまで張ってしまっている筋肉(筋膜)が傷つき激痛を発し、「ギックリ腰」や「急性腰痛」となる。
・「ギックリ腰」や「急性腰痛」には、➀注意しないで横の物を取ろうとしたり、顔を洗おうとしたり、くしゃみをしたりしたと普段の動きで発症するパターン、➁普段は負担なく持ち上げられたものが持ち上げられなかったりして発症するパターン➂注意はしていても重さなど想定以上の負荷がかかってしまい発症するパターンの3つのパターンがあると考えている。
・「腰痛」を感じることの多い方、特に「ギックリ腰」や「急性腰痛」の経験のある方は腰周辺に感じる前兆に十分注意する必要がある。
【当院からのメッセージ】
・当院では、筋肉が原因の症状に効果的な『トリガーポイント療法』を独自に改良した『トリガーリセット療法』で施術していますが、今回の「ギックリ腰」にも効果を発揮することができました。
・すべてのケースで同じような効果を出せるとは言えませんが、「早く良くなる」という評価はいただいているようです。
・なかなか良くならないなどお悩みの方は、是非「古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院」にご相談ください。しっかり対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。