◆ヒザ痛が治らない!
今回は「ヒザの痛みが気になって治療もしたが、なかなか治らない。右の方が悪い。」と数年前に来院された、隣の春日部市の60代女性のケースをご紹介します。
「5年前からヒザの痛みが気になり、整骨院や整体や整形外科と治療をしてきたが余り良くならなかったのでやめた。最近になって痛みとともにヒザ周りのこわばりが強く出るようになったので来院した。『変形性膝関節症』とは整形外科で診断された。O脚もある。」とのことでした。
チェックしてみると、こぶしが入るぐらいのO脚でヒザも腫れたような状態になっていました。うつ伏せでヒザを曲げてみてると、かかとは右が20センチで左が5センチぐらいお尻につかない状態でした。
◆思ったより早く改善!
施術は当院独自の『トリガーリセット療法』で主に太ももの前と裏に対し行い、同時にサポーターの活用、自宅での体操や体重を減らす指導なども行いました。
2回目のご来院の時には「いい感じ。自分に合っている気がする。」と言っていただき、体操やダイエットなどにも積極的に取り組んでいただきました。その結果、思った以上に順調に症状が改善され約半年後の19回目の施術を最後に通院を終了されました。
「長く歩けるようにもなったし調子がいいので様子を見たい。調子が悪くなったらまた来ます。」と言ってお帰りになりましたが、その後何も連絡がないので元気に過ごしておられるものと思います。
◆ご本人の努力の賜物
この方の場合、恐らくアドバイスを守って体操などの努力を続けておられるものの思います。多くの方は調子が良くなると自宅での体操などをしなくなられますが、この方は大変な努力家でもあったので頑張っていい状態を維持されているものと思われます。
◆継続が力です!
当院では施術の他に体操や姿勢や癖などに対する指導、アドバイスを行うことが一般的ですが、なかなか続けていただけないというのが実態です。指導する内容は、その方の弱点を補うものでもありますので継続することによる効果は間違いなく現れます。
皆様方の中で、もしそういう指導を継続しておられない方がおられたら、是非継続されることをお勧めいたします。
ご自分のために是非継続してください。よろしくお願いいたします