こんにちは! 「古川カイロプラクティックセンター さいたま整体院」です。
今回は、‶右のお尻、太ももが痛く、思いっきり走れない″と来院された、さいたま市岩槻区の男子高校生のケースを紹介します。陸上部でハードルをやってるとのことでした。
🔶お尻、太ももが痛い!ハードルが跳べない!
【症状と経緯(本人の申告】
・2カ月前、開脚のストレッチをしてたら右のお尻が「ピキッ」とした。
・その後、普段は問題ないが全力走や足上げやストレッチなどで痛みが走る。
・「ピキッ」とした2週間後、太ももの後ろの内側が痛くなった。思いっきりハードルが跳べない。
・1カ月前、整形外科で検査、骨やスジには異常なし、「腰部神経根症」と診断。
・電気やリハビリ等の治療を続けているが、少し軽くなったぐらいで改善していない。大会が近いので早く治したい。
・お母さんの「腰痛」が当院ですぐ良くなったので、お母さんから当院を勧められた。・・・とのこと
【検査結果】
・骨盤の歪み、脚長差があり、右の腰、お尻、太ももが傷んでいることを確認。
・痛みを発しているところは、骨盤と大腿骨を結ぶ靱帯(仙結節靱帯)と太もも裏の筋肉(ハムスト)の一つ(半腱様筋)であることを確認。
【施術内容】
・最初に、骨盤の歪みと脚長差を矯正。
・その後に、傷んでいた腰、お尻、太もも等を当院独自の『トリガーリセット療法』で施術。
🔶4回の施術で早期改善!再発せず!
【施術結果】
・骨盤の歪みと脚長差は、初回で矯正した後は発生せず。
・施術期間中の練習で改善が中断したが、練習をやめてもらった後は順調に改善。
・計4回の施術で練習での痛みが出なくなったため一旦終了とした。
・その後も症状再発の連絡もないので、問題なく改善したものと思われる。
【考えられる原因】
・お尻の痛みの原因・・・・・2ヶ月前に過度のストレッチをしてお尻の靱帯を傷めたこと。
・太もも裏の痛みの原因・・・もともと硬くなっていた太ももに無理なストレッチをして傷めたこと。また、傷めた後も練習で負担を続けたことも原因になったと考えられる。
・腰の痛みの原因・・・・・・お尻や太ももの痛みを庇って傷めたこと。
【その理由】
◎お尻・・・・・・太もも裏(ハムスト)が硬く伸びにくくなっていたため、お尻の靱帯(仙結節靱帯)が無理に引き伸ばされることになったからと思われる。
◎太もも裏・・・・陸上部の監督から足の上りが悪いと指摘されていたとのことなので、傷める前から太もも裏(ハムスト)が硬くなっていたことが考えられる。(※足の上りが悪いということは、足を上げるために収縮する筋肉(背骨や骨盤と大腿骨を結ぶ腸腰筋(腸骨筋と大腰筋))や太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の硬化だけでなく、足を上げるときに伸ばされる筋肉(ハムスト)が硬くなっていても足の上りを妨げるから。)
◎腰・・・・・・・痛みが出ないよう庇ったために傷めたものと考えられる。(よくあるパターン)
【まとめ】
・病院の診断とは異なったが、細かくカウンセリングを行い、筋肉をしっかり検査することで痛んでいる部位を特定できたことが早期改善につながったと思われる。
【当院からのメッセージ】
・当院は常にカウンセリングと検査をしっかり行うようにしています。そうすることで正しい判断を導き出し、より効果的な施術を提供できるよう努めております。
・皆さまの中で、原因が良く分からない症状やなかなか改善しない状態にお悩みの方は、是非当院にご相談下さい。
・今回のケースのように症状と原因をしっかりと分析の上、ご期待に沿うよう最適と思われる効果的な施術を提供し早期改善、再発防止を図って参りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
ご連絡お待ちしております。