こんにちは!『古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院』です。
今回は「太もものしびれ」で来院された、さいたま市岩槻区の50代女性のケースを紹介します。
🔶原因は‶ヘルニア″と言われたが治らない!
お話をお聞きすると「3か月前ぐらいから左太ももの斜め前がしびれ始めた。段々ひどくなったので病院でレントゲンとMRIを撮ったら腰のヘルニアが原因だと言われた。薬をもらったり治療してるがしびれが治らない」とのことでした。
🔶‶筋肉″が原因の可能性あり!
検査してみると、腰と太ももの外側斜め前の筋肉(外側広筋)が傷んでいることが確認できました。原因はヘルニアと言われたとのことでしたが、単に筋肉を傷めただけでもしびれることがあるため細かく聞いてみたところ、仕事してるとき左太ももの負担になる体勢をとることは多いとのことでした。パン屋で重いトレーなどを洗う仕事をやっておられて、洗ったものを左斜め前に置くようになっているのでその時に左太ももに体重がかかるとのことでした。
ということから考えると、仕事中に左の太ももの筋肉を傷めることは十分にあり得ることであり、それが原因でしびれが出てる可能性はかなり高いと思われます。
🔶ヘルニアの可能性は低い⁉
ヘルニアの可能性ついても細かくお話を聞いてみましたが、「ヘルニアになるようなことをやった覚えはないし腰は重いこともあるが特に痛くなったりはしていない」とのことでした。
もしこの方が昔からのヘルニア持ちだったとしても、ヘルニアに関する一般的な見解では殆どの人は症状が出ませんので、今回見つかったヘルニアが原因である可能性は低いと思われます。
(※ヘルニアと症状との関係についての一般的な見解は、「統計的に大人の約3割にはヘルニアがあるが、その人たちの殆どは何の症状も出ていない」というものです)
🔶‶筋肉″が原因と仮定して施術したところ、効果あり!
初回の施術に当たっては、前述のような理由から筋肉を傷めたこととが原因と仮定して施術を行いました。しびれていた太ももの筋肉(外側広筋)を中心に当院独自の『トリガーリセット療法』にて行いましたが、施術後には「しびれが軽くなった」とのことでした。
この時点ではヘルニアの影響の有無は分かりませんが、少なくとも太ももの筋肉に問題があったということは証明できたと思われます。
2回目ご来院の時には、「しびれは殆ど感じなくなったが、しびれてたところの外側、太ももの横が少しピリピリする。場所が動いた感じがする」とのことでした。
チェックしてみたところ、ピリピリ感を出していたのは初回に施術した筋肉と同じ筋肉(外側広筋)で、初回重点的に施術した斜め前より外側、つまり太ももの真横の部分でした。場所がはっきりしたので、早速その部分を初回同様『トリガーリセット療法』で施術しましたが、すぐに効果が出たようです。
施術後すぐに「ピリピリ感は出なくなった。どうなるか心配だったので良かった。助かった」と喜んでいただきました。
🔶原因は‶ヘルニア″ではなく‶筋肉″であったことが判明!
2回の施術でしびれもピリピリ感もなくなり、違和感のない状態まで改善でき本当に良かったです。
今回の原因はヘルニアではなく筋肉の可能性が高いと想定し施術しましたが、その判断が正しかったことが証明できて安心しました。
🔶今回のように、改善後に新たな痛みやしびれが出てくる理由は?
今回のように最初に感じてた痛みやしびれなどが改善した後に、別のところに痛みやしびれが出てくることがよくあります。患者さんはよく「痛いところが移った」とか言われますがそういうことではありません。
その理由は、身体に複数のしびれや痛みがあった場合、身体(脳)は痛みやしびれの中でも最も強いものをより強く感じさせて、2番目以下のものは比較的に弱く感じさせたり、あるいは感じさせなかったりするようなのです。それは恐らく、より悪く早く治して欲しいところをしっかり伝えるためではないかと考えらています。
そうすると、今回のように一番強く感じていたところが楽になると、最初は感じていなかった2番目の強さの痛みやしびれが表に出てくるわけです。3番目が次に出てくるというケースもあります。
🔶なかなか治らない場合は是非当院へ!
今回のケースのように、治療しているがなかなか治らないというような場合には是非当院にご相談ください。
原因をはっきり見極めたうえで、当院独自の療法などを駆使してできるだけ早くかつ再発しないようにしっかり対応させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ご連絡お待ちしております。