こんにちは!『古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院』です。
今回は、‶切り絵″のやり過ぎで右腕が上がらなくなった女性のケースを紹介します。
🔶‶切り絵″を投稿したら褒められ、やり過ぎるようになった!
話をお聞きすると「趣味で、‶切り絵″をやっているが、そういう作品をインスタグラムで紹介している人がいたので投稿してみたらすごく褒められた。それが嬉しくて4ヶ月前ぐらいからどんどん紙を切るようになったので、それが原因だと思う」とのこと。
🔶患部は、腕を内側と外側に捻る筋肉だった!
施術に入る前に、患部を特定するため痛くなる状態を再現してもらいました。右腕を水平近くまで上げた時点で「痛い」と言われたので痛みの出るところを確認したところ、肩甲骨の辺りの外の方とのことでした。
肩甲骨周りを検査してみると肩甲骨に付いている2つの筋肉、1つは腕を内側に捻る筋肉、もう1つは逆に外側に捻る筋肉が傷んでいることが確認できました。この2つの筋肉は本来は腕を捻る筋肉ですが、肩甲骨に付いていてしかもかなり傷んでたため、腕を上げるとき引き伸ばされて痛みを出していたと考えられます。
🔶‶切り絵″は、腕や手を捻る作業が多い!
なぜ捻る筋肉が傷んでいるのだろうかと思い聞いてみると、‶切り絵″は細かな作業が多く腕や手を捻りながら切ることが多いとのこと。褒められた後に急にハサミを使う時間が増えたということは同時に腕や手を捻る動きも増えたと思われ、その結果として捻る筋肉を傷めてしまったのだと思われました。
(※殆どの人は知らないと思いますが、腕を捻るための主な筋肉が肩甲骨に付いています)
🔶内側に捻る筋肉の施術でかなり改善!
初回の施術は傷んでいた2つの筋肉を施術することにしましたが、より傷んでいると思われた内側に捻る筋肉の施術に時間がかかっため、外側に捻る筋肉は次回に回すことになりました。
初回は残念ながら片方だけで終わりましたが、施術後にチェックすると腕が大分上がるように改善していましたので、実際に内側に捻る筋肉の方のダメージが大きかったからだと思われます。
🔶2回の施術でほぼ改善!
2回目ご来院時には「まだ十分には上がらない」とのことでしたので、初回に施術した内側に捻る筋肉への施術も行いましたが、主に初回にできなかった外側に捻る筋肉を中心に施術しました。
その結果、施術後には殆ど痛みもなく腕が上がったようで「たった2回でこんなに良くなるとはビックリ」と大変驚かれたうえで「紙を切るのを控えていたけど、これからは普通にやれると思うととても嬉しい」と感謝の言葉を頂きました。
2回の施術で大きく改善させることができ、大変喜んでいただき、お役に立てて本当に良かったです。
🔶根本原因の解明は再発防止のポイント!
当院では、今回のケースのように皆様方のあらゆる症状について本当の原因は何なのかという根本原因の解明に力を注いでいます。当然のことですが、「根本原因の解明」と「再発防止」とはセットで考える必要があり、根本原因を解明した上でそこを改善しないと再発につながるからです。
幸いに殆どのケースで根本原因が解明できていますので、皆さまの中で原因不明の症状でお悩みの方やどこに行っても改善できなくてお困りの方は、是非当院にご相談ください。
根本原因を解明した上で早期に症状の改善を図り、再発しないようしっかり対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ご連絡をお待ちしています。