片足スクワットで「お尻」と「太もも」が痛い!⇒やり方が間違っていた!

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今回は「片足スクワットしたらお尻と太ももが痛くなった」と仰る60代男性のケースを紹介します。

🔶筋力アップのための片足スクワットで痛みが発生
年齢とともに落ちてきた太ももの筋肉を鍛えるためにユーチューブで見た片足スクワットを20回ほど行ったところ、翌日から左のお尻と太ももがすごく痛くなり足を上げる時や前屈するときに強い痛みが出るとのこと。

🔶片足スクワットで傷めた筋肉と靱帯を確認
お尻の関係では、尾てい骨の近くにある仙結節靱帯(坐骨結節と仙骨をつなぐ靱帯)が傷んでいること、太ももの関係では、太ももの上部でお尻の横にある筋肉(大腿筋膜張筋)太ももの後ろにある筋肉の一つ(大腿二頭筋)と、太ももの外側の靱帯(腸脛靭帯)が傷んでいることが確認できました。

🔶傷めた原因は「やり方」が間違っていたと思われる
片足スクワットを行ったとき、より効果が上がるだろうと考えてユーチューブどおりではなく逆の足を真後ろでなく内側に捻ってスクワットしたとのことでした。
このやり方だと骨盤がねじられるために前述の仙結節靱帯を傷める可能性があること、また重心が前と外側に移るため前述の太もも関係の筋肉や靱帯が傷む可能性があるので、スクワットのやり方が間違っていたものと思われます。

🔶傷めた筋肉と靱帯を施術
施術は傷んでいた筋肉や靱帯に対し当院独自の『トリガーリセット療法』で行いましたが、まずお尻、次に太もも横が改善し、最後にお尻の横が改善、全部で5回施術を行いました。

ご本人からは、想像以上に早く良くなったと喜んでいただきました。お役に立てて本当に良かったです。

🔶アドバイスをして終了
今回の原因はユーチューブどおりにやらなかったことにありますが、ユーチューブの内容がすべて正しいとは言えないため注意されるよう伝えました。

また同時に、年齢から考えても片足スクワットは負担が大きすぎるため、自分の年齢に応じたエクササイズを選択されるようアドバイスしておきました。

アドバイスを守っていただけたら、今回のようなことにはならないと思われます。


「早く治したい」「なかなか治らない」とお悩みの方、当院へお気軽にご相談・ご予約ください!
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