「小股」でしか歩けなくなった!⇒産後の〝子育て中の姿勢”が原因だった!

すぐ近くにお住いの産後2カ月になるお子さんを持つ女性が来院されました。

 

 

 

🔶産後、小股でしか歩けなくなった!

「初めての出産が終わり、それまで大股で歩いていたのが股関節や腰の辺りが痛くなるため小股でしか歩けなくなった。また、赤ちゃんを抱っこして立ち上がろうとすると、膝のお皿の下が痛くなるとのことでした。

 

 

🔶股関節や周辺部の筋肉に問題あり!

身体をチェックしてみると、骨盤には大したゆがみはなく両股関節の動きが悪くなっていること、足を上げる働きをする筋肉の動きが制限されていること、膝を伸ばす太ももの前の筋肉が硬くなっていることなどが分かりました。

産後だと骨盤のゆがみが原因ではないかと思われる方も多く実際にも骨盤が原因のことも多い訳ですが、この方の場合は骨盤が原因ではなかったようです。

 

🔶子育て中の姿勢が原因だった!

検査結果から考えられるのは、まず産後、特に初産のお母さんによくあるケースですが、赤ちゃんの世話をするときに慣れないためついつい取ってしまう無理な姿勢や動きが原因ではないかということです。

例えば、授乳や抱っこ、おむつ替えなど、前屈みや中腰の姿勢を取ることが多くなったり、足を崩して座ることも多くなります。
また左右どちらかに体重をかけてしまったりと身体に無理、負担をかけることになり、それが原因で様々な症状として現れる訳です。

産後、特に初めての出産のお母さんには難しい注文なのかもしれませんが、無理な姿勢や動きには十分気を付けてもらいたいと思います。

 

🔶1回目の施術で、大きく改善!

検査の結果、やはり股関節周辺の筋肉やじん帯がかなり硬くなっており強い圧痛が生じました。足を上げる筋肉のうちインナーマッスルと呼ばれる「腸腰筋」にも強い圧痛があり、これらが股関節の辺りの症状につながっていると思われます。

また膝を伸ばす太ももの筋肉も硬くなっていて圧痛がありましたが、これは膝の痛みに関係していると思われます。

 

施術は、当院が独自に開発した『トリガーリセット療法』で傷んでいるところを中心に施術した結果、施術後にはほとんど大股で歩けるように改善されました。
1回目でかなり改善されたのには、ご本人もびっくりという感じでした。

2回目ご来院の際には膝の上の痛みは出なくなっていて、歩いたときに左足が動きにくく左のお尻の下の方に痛みが出るとのことでした。
そこで、お尻の下の方の太ももの裏に付いている「腸腰筋」を施術したところ、3回目の来院時には問題なく大股で歩けるというところまで改善されていました。

 

その後もメンテナンス的に通院して、日々発生する疲れや筋肉のこりなどを解消していただいています。

 

🔶産前産後の姿勢には注意すること!

産後のお母さんは赤ちゃんのお世話で皆さん大変だと思いますが、できるだけ中腰の姿勢を避ける、同じ姿勢を長く続けない、時々ストレッチをするなどいろんな症状が出ないよう姿勢には気を付けてください。

もし、身体に痛みや違和感やしびれなどが出てなかなか治りそうにないなと感じられたら、なるべく早く専門の治療機関にご相談されることをお勧めします。
早ければそれだけ早く改善しますので、長引かせないためにも早めにご対応されたがいいと思います。

 

🔶当院は「マタニティコース」を用意、「産後の骨盤矯正」にも対応!

当院は妊婦さん向けに「マタニティコース」を用意していますが、産後の女性の対応に関しても「骨盤矯正」を始めとして様々な症状に対する実績もありますので安心してご相談ください。

当院のモットーである「確かな技術、丁寧な施術、誠実な対応」のもとで、しっかりと皆様のお悩みにお応えして参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

皆さまからのご連絡をお待ちいたしております。

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