〝股関節痛”と思ってた⇒本当の原因は「インナーマッスル」!!

今回はご友人の紹介で来院された、さいたま市浦和区にお住いの30代の女性のケースをご紹介します。

 

🔶登山を計画、〝股関節痛”に不安が!

2年前に家でストレッチしていたところ、左股関節に激痛が走った。数分間痛くて固まっていたが、その後歩くことはできるようになった。痛みが続くので接骨院で数カ月間治療、その結果日常的な痛みは出なくなった。普段の生活では特に困らないようにはなったが、長時間座り続けたり10分以上走ったりすると痛みが出るような状態はその後も長く続いていた」とのこと。

 

 

最近は長く座っても痛みが出ることはなくなってきたし、30分以上走ってみても股関節の痛みは出なくなったが、普段は立っているだけで左脚の付け根に軽い痛みを感じることもあるので心配はしてる。登山はしばらく止めていたが、友達と3週間後に北アルプスに登ることになってる。股関節が完全な状態ではないので実際に登れるか不安になり友達に相談したところ、当院をすすめてくれたので来院した」とのことでした。

 

🔶股関節ではなく、「腸腰筋」(インナーマッスル)が原因だった!

そこでまず股関節の検査を行ってみましたが、股関節の異常は認められませんでした。
過去の症状や現在出ている症状が股関節が原因なら何らかの異常が出るはずですが、全く異常は確認できませんでした。

しかしながら、付随的に検査したインナーマッスルである「腸腰筋」に強い圧痛が見られかなり傷んでいることが確認できました。

これまでの話と検査結果から推測すると、今回の症状の主原因は股関節を傷めたのではなく、本当は股関節部分を走っている「インナーマッスル」と呼ばれる「腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)」を傷めていた可能性が高いと思われました。

「腸腰筋」は股関節近くを通っている筋肉のため〝股関節痛”と勘違いされることが良くある筋肉でもあります。

 

🔶「腸腰筋」の施術で改善、登山も順調に!

当初の症状は股関節を傷めた場合と非常に似ていますが、治療が数カ月と非常に長くかかっていることや本来なら股関節の検査で異常が発見できるはずが発見できなかったことなどから、「股関節」ではなく「腸腰筋」を傷めたものと判断し、そのことを患者さんにお伝えした上で施術を開始しました。

 

当初から「股関節」は全く傷めてなくて、「腸腰筋」を傷めていたかどうかははっきりしませんが、これまでの症状自体は「股関節」ではなく「腸腰筋」を傷めていたとしてもおかしくない症状でしたので「腸腰筋」を傷めていたのであろうと判断した次第です。

 

施術後少しずつ改善され、5回の施術が終わった時点で計画されていた「北アルプス」に登られましたが全く問題なかったとのことでした。

 

 

施術の結果として、普段感じられることのあった痛みが出なくなられたので本当に良かったと思います。
趣味の登山もできてとても喜んでいただきました。

 

🔶治りが悪い〝股関節痛”でお悩みの方は、当院へご相談ください。

今回のケースのように脚のつけ根が痛くて〝股関節痛”だと思って治療を受けてみてもなかなか改善しない場合、インナーマッスル(腸腰筋)が原因のことが多くあります

当院ではそのような症状に対応した経験が多くありますので、なかなか治らないとお感じの場合にはぜひ当院にご相談ください。

 

しっかり対応させていただきますのでどうぞお気軽にご相談ください。

よろしくお願いいたします。

 

股関節の痛み、脚(足)のつけ根の痛みについて詳しくはこちら

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