〝手のしびれ”⇒ 〝頚椎症(頚椎の間が狭い)”が原因ではなかった!

今回は「病院とかで治療を受けたが、手がしびれが治らない」と訴えられる女性のケースを紹介します。

 

 

🔶治療を受けても、両手のしびれが治らない!

「1年ぐらい前から左指先全部右の母指先しびれ始めた最初は接骨院で半年、首のけん引とかの治療を受けたが治らなかったので整形外科行った。MRIを撮られて、首の骨の間が狭くなっている〝頚椎症”が原因で一部炎症も起きていいるからと薬や湿布を貰って治療してもらったが治らなかったのでネットの評判を見てここに来てみた」とのことでした。

 

🔶原因は〝頚椎症”ではなく、〝斜角筋症候群”でした!

首(頚椎)のチェックをしてみても〝頚椎症”的な症状は出なかったので〝手のしびれ”の原因となることの多い〝胸郭出口症候群”のチェックをしたところ、その中の1つである〝斜角筋症候群”の症状を確認することができました。

※〝胸郭出口症候群”とは、首と胸の間を通る神経や血管が圧迫されて起こる一群の症状のことで、肩から手にかけてのしびれや痛み、だるさ、握力の低下、むくみなどの症状が出ます。「胸郭出口」とは首と胸の間の通路のことで、〝胸郭出口症候群”には〝斜角筋症候群”と〝肋鎖症候群”〝小胸筋症候群”があります。

 

🔶〝手のしびれ”の原因は〝胸郭出口症候群”が多い!

〝手のしびれ”の原因としては、当然、頚椎の異常も考えられますが、当院に来院された〝手のしびれ”の患者さんでは〝胸郭出口症候群”の比率が最も多く、その中でも〝斜角筋症候群”の患者さんが一番多いのが実態です。

 

この方はビーチバレーボールが趣味で、その練習しているときに首に違和感を感じたことがあり、その後にしびれが出始めたとのことでした。

ビーチバレーボールで両手を挙げて構える姿勢は肋骨を引き上げる役目の「斜角筋」に負担をかける可能性があるので、練習時に「斜角筋」を傷められたのではないかと思われます。

 

病院だと、レントゲンやMRIなど画像に現れる変化を診て診断されることが殆どなので、今回のように筋肉の変化が原因の場合は見落とされる可能性がないとは言えないと思われます。

 

🔶数回の施術で、症状は改善!

施術は当院独自の「トリガーリセット療法」で数回行いましたが、手のしびれは改善され大変喜んでいただきました。

長い間のお悩みが改善できて本当に良かったです。

 

🔶なかなか治らない場合は、当院にご相談ください!

皆さまの中にも、医療機関等でなかなか治らないとお悩みの方がおられるかもしれませんが、そういう方は是非当院にご相談ください。

誠心誠意、しっかりと対応させていただきますのでどうぞお気軽にご相談下さい。

古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院