半年間、腕が上がらないのは「50肩」？⇒筋肉を傷めた症状でした！

◆５０肩？　腕が上がらない！
今回は、「半年間、左腕が痛くて上げられない」と来院された、さいたま市岩槻区の４０代の女性のケースです。不調の時に時々ご来院されていた方ですが、直前は１年前が最後でした。

「半年前から左腕が痛くて上げれなくなった。無理に上げると上がるがかなり痛い。日常は特に困らないので放っておいたが、なかなか治らないので５０肩かも知れない。」とのことでした。

◆５０肩ではないかも？
左腕の可動域をチェックしたところ、前と横に上げる動きでは９０度ぐらいで痛くなり、背中に回す動きでは指先がベルトに届くまでぐらいしか上がらないという状態でした。筋肉をチェックしてみると、肩関節を包む「三角筋」や上腕の後ろにある「上腕三頭筋」に強い圧痛があり、それらの筋肉が傷んでいることが確認できました。

これまでの経緯と現在の動きや筋肉の傷み具合で判断すると〝５０肩″ではない可能性の方が高かったため、ご本人に「〝５０肩″ではなく筋肉を傷めている可能性が高いので、そのための施術を行ってみます。」と伝えて施術に入りました。

◆５０肩ではなかった！
その結果、施術後には可動域が広がり痛みも弱くなったことで、ご自身も「大分良くなった気がする。」と施術効果をしっかり実感していただいたようでした。

◆早い改善にビックリ！
２回目のご来院時には、来院直後に「すごく動くようになってビックリした。」と改善結果に驚いた発言があり、「〝５０肩″と思って時間がかかると覚悟していたが、こんなに早く良くなるとは思ってもみなかった。もっと早く来れば良かった。」とも仰ってました。

◆原因は職場での筋肉への負担のかけ過ぎ？
再発防止の観点から、これまでの情報を参考に本当の原因を探してみたところ、この方の場合は長く勤めておられる職場での作業が原因になっている可能性が考えられました。

この方の職場はパン屋さんでそこに長期間勤めておられ、毎日重いプレート何十枚も左手に持って洗っているとのことでした。その作業が何年も続いてる訳ですから、長期間にわたる左腕の負担が限界を迎え、痛みとなって出てくるのは十分考えられることだと思われます。

上記の作業が原因と推定し、再発をできるだけ避けるためのアドバイスとして、プレートを洗い場のどこかの上に置いて洗うとか左腕の負担を減らす工夫をするよう伝えました。

◆長期間改善しない場合はご相談を！
この方のように長期間症状が改善しない場合は何かしら症状が固定化している原因がありますので、その原因を突き止めるためにも「原因究明」にしっかり取り組んでいる当院に是非ご相談ください。

「原因究明」を含め、あらゆる症状にしっかり対応して参りますのでお気軽にご相談ください。

ご連絡をお待ちしております。