「寝違え」で首が動かせない！⇒　原因は枕を変えたから？

 少し前から腰痛、臀部痛で通院中の岩槻区在住４０代の女性から「首が痛くて動かせず、大変困ってる。」とのことだったので、すぐに空き時間に来院してもらうことになりました。

 

朝目覚めると、首が痛くて全く動かせない！

見ると左の首から背中にかけ湿布が１０枚ぐらいびっしりと貼られ、見るからにとても辛そうでした。

「昨日の朝目覚めると首が痛くて全く動かせず、髪を誰かにつかんで持ち上げてもらわないと頭が持ち上がらないような状態で起き上がるまでに３０分ぐらいかかった」とのことでした。

昨日は日曜日で当院が休みだったため動かずに我慢していたとのことですが、今朝も同じ状態だったので当院へ電話したとのことでした。

〝寝違え”の原因は、「枕の高さを変えた」から？

原因について、最初は全く思い当たることがないとの事でしたが、より詳しく話を聞くと「肩こりが気になり、少しだけ枕を高くしてみたからかも」とのことでした。

話の内容や症状などから「寝違え」の可能性が高いと判断しました。「寝違え」は一般的に寝相や枕が原因のように言われることが多いのですが、ストレスが原因ということもよくあります。しかし、今回の場合は本人に確認してもストレスとの関係はなさそうです。

 

わずかとはいえ、少し枕を高くしたことが首周辺に違和感を感じさせ、変な緊張を高めて「寝違え」につながったのではないかと総合的に判断しました。

 

当院独自の療法でかなり改善!

私の見解を伝えた後、症状の出ている左の首から肩、背中にかけて当院独自の『トリガーリセット療法』で施術しました。強いこりが広範囲に見られたため少々時間かかりましたが、７～８割緩めることができました。

 

多くの〝寝違え”では反対側も傷んでいることも多く、反対側も緩めると症状の改善が進むため右側をチェックしたところ、案の定、左ほどではないもののこっている状態だったため右側にも施術を施しました。
その後、身体全体をチェックするも、気になるようなゆがみなどは確認されなかったため一旦施術を終了しました。

 

施術後、ベッドから起き上がってもらい首の動きを確認したところ、若干違和感は残るとのことでしたが首はかなり動くようになっており、ご本人も「すごく楽になった」とのことだったので当日の施術は終了としました。

 

1週間後のご来院時にその後の変化をお聞きしたところ、「施術当日に殆ど改善した」とのことでした。

 

急な痛みの場合にも、当院にご相談ください

これまで普通に生活していたのに、ある時突然強い痛みを感じるととても不安になりますよね。

今回は強烈な〝寝違え”のケースでしたが、即効性で高く評価されている独自の療法が効果を発揮できたものだと考えています。
皆さま方の中で、もしも急な痛みを感じられた場合には我慢をせずに是非当院にご相談ください。

しっかり対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。