今回は、腰痛等で長く通っていただいている近くの60代男性のケースを紹介します。
🔶病院で〝手のしびれ”をリハビリしてるが良くならない!
「2カ月ぐらい前から首の傾け具合で左の手がしびれるので整形外科で診てもらったところ、レントゲンでは骨自体に異常はないが頚椎から出てる神経に触っているからではないかと診断され、けん引やマッサージなどのリハビリを続けているが一向に良くならない」とのことでした。
また、「最初は首を右斜め後ろに反らせると左手にしびれを感じるくらいだったのが、 最近では何もしていなくてもしびれを感じるようになってきたので不安になって当院に相談することにした」とのことでした。
🔶〝斜角筋症候群”の症状かも⁉
レントゲンでは骨の異常は発見できずリハビリの効果も全くないということから、骨(頚椎)ではなく筋肉が原因ではないかと考えました。
最初に思ったのは、首の斜め前にある「斜角筋」という筋肉の硬化が原因の〝斜角筋症候群”の可能性でした。
〝斜角筋症候群”の場合も腕や手がしびれるという症状が出るので、もしかしたらその可能性が高いのではないかと思った訳です。
実際に「斜角筋」をチェックしてみると、左の「斜角筋」がかなり硬くなっている状態でした。
🔶「斜角筋」への施術で早期改善へ!
そこで早速「斜角筋」に対し当院独自の『トリガーリセット療法』で施術したところ、直後に「楽になった感じがする」ということでしたので判断に間違いなかったと安心しました。
2日後の2回目のご来院時には「半分以上改善した」とのことで大変喜んでいただきましたが、施術してみるとまだ斜角筋への圧痛と若干のしびれが発生したものの、施術後には「かなり改善した感じ」とのことでした。
自宅でできる「斜角筋」のストレッチ方法を指導してましたので、それも早期改善に貢献したと考えています。
その後のご来院時には、しびれのことには全くお触れにならないので完全に改善されたものと思います。
🔶仕事を変わったことが原因かも?
原因ははっきりしませんが、4カ月前に転職、それまでの運転の仕事から事務の仕事に変わったことで「斜角筋」への負担が大きくなったためではないかと思われます。
「斜角筋」は頚椎と肋骨をつなぐ筋肉で、肋骨を上に引き上げたり首をいろんな角度に動かす働きがありますが、多くの場合肋骨を引き上げる動きで傷めるケースが多いと感じています。
新しい仕事での事務作業でそういう動きの負荷が大きくなったためだと考えられますが、ご本人にはそういう動きに自覚がないとのことだったため、これからはそういう動きに注意されるようアドバイスしておきました。
🔶腕や手のしびれを感じたら、当院にご相談ください
〝斜角筋症候群”という症状はそんなに多くはないものの腕や手がしびれたり力が入らなくなったりすることがありますので、首の骨(頚椎)や脳の異常ではないかと心配されることの多い症状です。
そのような症状でご来院の方の多くで〝斜角筋症候群”のケースがありますので、そのような症状でお悩みの場合はぜひ当院にご相談下さい。
しっかり対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ご連絡をお待ちいたしております。
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