自律神経の異常(失調)・更年期障害

自律神経とは、常に心身体(細胞・器官・臓器)を正常に保つために全身に分布している神経のことで、自分の意思ではコントロールできないものです。交感神経と副交感神経の2つからなり、シーソーのように片方が上がったら片方は下がるというように常にバランスをとる働きをしています。

交感神経(活動的な戦闘モード)はやる気や集中力など心身の活動エネルギーを活発にするので、交感神経が優位になると戦闘モードのようにアドレナリンが出て精神的にイライラしたり肉体的にも緊張した興奮状態になります。

副交感神経(休息的なリラックスモードでは睡眠や休息など心身の活動エネルギーを抑制するので、副交感神経が優位になるとリラックスモードのように眠くなったり脳や身体も休息状態になります。

「自律神経失調症」になると、ストレスや不規則な生活習慣などでこのシーソーのバランスが乱れることで頭痛、筋肉・関節の痛みやしびれ、疲労感、倦怠感、冷え、不眠、食欲不振、神経質、無気力になったりと様々な自覚症状が出ます。

一方「更年期障害」はホルモンバランスが大きく崩れることで出る症状で、顔がほてったり汗がどっと出たり手足が冷えたりなどの身体の症状以外に、不安感やイライラ感など精神面でもいろいろな不調が起こってきますが、病院で検査しても内臓や器官には異常は見つからないことが多いです。

心療内科や病院の治療では、薬物療法・心理療法・理学療法等行われていますが、これが必ず効くというよりも実際はいろいろな「組み合わせ治療」が効果的のようです。

《当院での対応》
まずお話を聞いて現状をしっかり把握したうえで、不調を訴えられる部位に対して施術を施して身体のバランスを整えます。
誰もが感じているように精神と肉体とは大きく関連していますので、身体の調子が良くなると精神状態も安定するということはよくあることです。

実際に殆どの方はご来院時に身体の不調も訴えられていますので、身体の不調を改善することで自律神経の安定も図っていくという対応を行っています。
院内の整備やBGMなど、リラックスできる環境づくりにも常々気を配っています。

古川カイロプラクティックセンターさいたま整体院